ヴィンテージデニムを徹底的に解析し、現代に蘇らせたスペシャルファブリックを使用。
縦方向にみられる明らかに「普通のデニム」とは異なる、複雑で豊かな凸凹はタテ糸に異なる３種類の太さの糸をランダムに配置している事からきている。通常タテ糸は織物の根幹とも言える部分で、織物は縦方向に長く大量生産を可能にするために出来るだけ長い同じ太さの糸を使用する。
しかしながら、このファブリックは違うのである。
Nigel Cabourn が発掘したヴィンテージデニムは、大戦下の物資不足が背景にあり、苦し紛れに入手した、太さの違う糸を端から順に配置して織り上げた、決して通常では行なわれない織上げ方法。この苦肉の策で生まれたデニムはゆたかなふくらみを持ち自然な凸凹、立体的な構造となった。大戦下に生まれ、大量生産の波が押し寄せ、ほんのわずかな期間しか存在しなかった「幻のデニム」なのである。
その生地を使用したキャスケット。
シンプルな6枚はぎのキャスケットなので、キャスケット愛好家でなくてもエントリーしやすい形状となっている。
ゴムによるシャーリング付き。
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SIZE
(M)…51〜59cm
(L)…52〜61cm
