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遂にリリースとなったMushmans Original Belt BADALASSIの御紹介です。

一周年記念モデル RAINBOW COUNTRY×MUSHMANS [California Riders]との相性を考え、今回リリースとなる新色[TABACCO]、このダークブラウン色は様々なブーツやJACKETとの相性が良く非常に要望の多かったカラーだ。


当然、ベルト帯の主なマテリアルには、イタリアの名タンナー【BADALASSI社/バダラッシ社】のステアハイド[ミネルバリスシオ]を採用。当ホームページでは御馴染となりつつあるが、ここでもう一度簡単に説明しておこう。
このバダラッシ社は、およそ30年前「革学校」の教授を務めていたCARLO BADALASSI氏が、氏の持つ理論と技術を形にすべく立ち上げられた企業で、会社規模は非常に小さいながらイタリア古来の伝統製法「バケッタ製法」を継承する数少ないタンナーである。
この「バケッタ製法」イタリア サンタクローチェ地方で1000年以上もの歴史を持つといわれる製法で、家畜牛のすね骨やかかとの骨を煮て作られる牛脚油で加脂する製法の事、加工に時間が掛かり過ぎるという短所があるものの、使い込んだ時に「最高のアジ」を醸し出し、油分が抜けにくいという長所がある。
この、素晴らしいエイジング(経年変化)を味わえるレザーを表側に配した。

裏面に関しては、バックスキンで処理するのでは無く 牛ヌメ革の銀面を貼り合わせ、0番手の極太縫製糸にて縫製する。これにより、ベルト帯部の革厚が5mm程度と非常に重厚でありながら、両側を銀面にする事で、パンツにベルトを通す際のフリクションを軽減し使用感の向上を実現。さらには高級感の演出に一役買っている。
これでベルト帯は[美しさと荒々しさの融合]が達成される。

さらに特筆すべきポイントは【バックル】。
存在感を際立たせるべくオーバルタイプとし、レザー同様にエイジング(経年変化)を楽しめるモノが必要だった。
そこで、今回使用した部材はBRASS(真鍮)である。
このBRASS(真鍮)に関しても、アンティーク加工を施さずに あえて職人による手仕事で鏡面仕上げとしている。
これは、レザー部分と共にバックル部分も経年変化が進行し、それを楽しんで頂きたいという想いからである。
使い始めは美しく、そして鋭く光るバックルも、レザーの経年変化と共にエイジングし、荒々しくそして鈍く光りだす事であろう。
これでバックル部分にも[美しさと荒々しさの融合]が達成された。

このベルト帯部分とバックルの結合に関しては、御購入者の目の前で組み上げる事とし、使用するボルトの脱落を防ぐべく【LOCTITE高強度】を使用。
オンラインショップで御購入の御客様にも、同様の手法で組み上げている。
また、付属するコンパウンドでバックルを磨く事により使用当初の光沢感を維持する事も可能だ。

ベルト裏面には、今回新たにNew ロゴとなる｢MUSHMANS｣ロゴを配置。

サイズの選び方としては、通常穿かれているデニムサイズ+1インチでお選びいただけば、ピンホール3つ目〜4つ目で使用出来るようになっている。

※遠方の御客様へは、フィッテイングサンプルを御用意しておりますので、当ページの「CONTACT｣からお問い合わせいただくか、お電話にてお気軽にお問い合わせくださいませ。※


それでは、最高のエイジングをお楽しみください。





※こちらのアイテムは東北地方太平洋沖地震において、被災された方々の為に売上の一部（5%）を義援金として寄付いたします。
寄付する機関におきましては、当方で熟考した後に最適と思われる機関に寄付いたします。
義援金の寄付先と合計寄付金額につきましては、当社ブログ等を使用し御報告させていただきます。
2011年3月21日現在