アメカジ通販のMUSHMANS（マッシュマンズ）。越谷イオン レイクタウン近くのアメカジショップです。

NIGEL CABOURN【ナイジェルケーボン】からリリースされるMALLORY JACKET [8091180003]の御紹介です。

1924年6月 前人未踏のエベレスト山頂を目指し、そのまま行方不明となった英国人登山家『ジョージ・マロリー』 彼の物語をベースにこのジャケットは誕生した。
主な構成材料となっている[ツイード]には英国製のハリスツイードを使用、ショルダー・エルボーの補強パーツにはベンタツイルを使用している。
このハリスツイードはヘリンボーン（へリンとはニシンを意味する）で組織される。
綾織りの変形型であるヘリンボーン組織。
元々綾織りは引き裂き強度に優れている事から古くからミリタリーウエアに多用されていた、ただ通常の綾織りであると右綾、若しくは左綾となり 強度の方向性にポジティブ方向とネガティブ方向が出来る。
ヘリンボーン組織は短いピッチで左右の織りを繰り返す事となる為、このウィークポイントを解消する事が出来るのだ。
全方向からの引っ張りに耐える事が出来る、極めて頑丈なこの組織は その強度や落ち着いた雰囲気から英国伝統の柄として現代に受け継がれている。
一般的にこうしたウール原毛を製織する場合、不純物や油脂を除去する洗毛作業を実施する。製糸、染色の為には不可欠な工程なのだが、ハリスではこの油脂を意図的に残している。
この油脂成分はラノリンと呼ばれ、ラノリンを含むハリスツイードは粗くしっかりとした剛性をキープ出来非常に強力な保湿性を持つ。この保湿性が体温を逃さない保温性、寒風をシャットする耐寒、耐風性を生み出しているのだ。
前述したとおり、ハリスツイードは寒風吹きすさぶ屋外でもアウターとしての機能を持つよう設計されており、一般的なジャケットと違い厳寒期にコートを羽織る必要が無いのである。
このような耐寒性とともに、極めて耐久性が高く 長い年月着続けることにより、ラノリンが程良く抜け、わずかに柔らかな風合いに変化する。
このような経年変化を楽しむ事が出来るのもハリスツイードの魅力であり、実際に1着のジャケットを親子三代に渡って着続ける事も珍しくは無いのである。

レザージャケットの如く、永年に渡ってのパートナーとなるジャケットを手にするのも良いだろう。

着用モデル---身長175cm/体重63kg/インナー シャンブレー&MALLORY WAISTCOAT【Size 46】を着用　


46---身幅49.5cm/着丈74cm/肩幅42.5cm/袖丈63cm
48---身幅51.5cm/着丈74.5cm/肩幅43.5cm/袖丈65cm
※製品の個体差等により、誤差が生じる事がございます。あらかじめ御了承下さい。